JUKIのロックミシンやカバーステッチミシンには、レバーで空気を送ることにより簡単に糸通しが出来てしまう《 エアスルー 》機能を搭載した機種があります。
こちらのブログでも度々登場するカバーステッチミシン、ふらっとろっくにも搭載されています。
わぁ〜、一瞬で糸が通っておもしろいですねぇ♪
この糸、ふわふわ柔らかくて糸の穴に通すことができなくて
ウーリー糸ってなんだっけ?
フライスやストレッチ天竺など伸縮性のある生地の場合に、同じく伸縮性のあるウーリー糸を下糸に使うと、糸が切れてしまうことなく生地に合わせて伸縮してくれるんですね。
どうしましょう、ふらっとろっくが使えません(泣)
マサルにまかせてください!
では、画像を混じえて見ていきましょう。
ウーリー糸をふらっとろっくのエアスルーで通す方法
ウーリー糸を上の画像の状態まで掛けます。
もっと前の段階まででも良いのですが、後々を考えるとここまで掛けておいた方がトラブルが無く済みます(後述します)。
いつも使っている普通の?糸をウーリー糸の先に結び付けます。
いつも使っている普通の?糸をエアスルーの穴に1〜2cm差し込みます。
レバーを押し下げて、空気で糸を送ります。
いつも使っている普通の?糸の先端が出てきました!
この糸先を引っ張ると ... ウーリー糸が出てきますので、いつも使っている普通の?糸の部分を切ります。
注意すること
ふらっとろっくを買った時に、エアスルー機構に糸くずや埃が詰まったのを取り除くための、長い針金が入っていますよね。
これの先端がダイヤ型の輪になっていて糸を結びつけられそうな雰囲気なのですが、これを糸通しに使用しない方が良いです。
エアスルー機構の一部に空気を送るためのパイプのようなものが入っていて、針金を多用することでこのパイプを傷つけてしまう可能性があるようです。
せっかくの便利な機能ですから、針金は緊急の時のみ使用しましょう。