ものづくり、とひとことに言っても形のあるものないもの様々な種類がありますが、
洋服や雑貨、アクセサリーなど身につけるものを作っていらっしゃる方。
ご自分で作ったものを使っていますか?
ぼんやりと第三者の目線で考えると、こんなのが欲しいなぁと思って作っている方が多いんじゃないかなぁとは思うのですが…
私は…使わないんですよ(^^;
欲しいなぁと思うデザインのものを作っても、なんか満足できないというか。
こんな風にしたいという理想があるせいでしょうか。
まぁその理想の通り形にできれば使うのでしょうけれど(^^;
何が気に入らないか掘り下げてみると、生地ですかね…
サイズなんかは自作の方が良いのですが。
服地屋さんで購入する生地、もちろん高品質なものがたくさんありますが、
たぶん好みに合うものが少ないんです。
私から見ると、実用的でない色柄が多いように思います。
なんかこう、いかにも自分で作りました〜、って感じになってしまうんですよね…。
市販されていないものを作る、という意味ではそれも良いのかもしれませんが。
しかし最近はネット販売が盛んになって、企業や工場からの残反が出回る機会も多くなってきましたので、割と普通っぽい生地も手に入るようになってきました。
ネット販売の難しいところは、画像と文章での表現にたよって判断するしかないという点。
生地も難しいです。
風合いや混紡などはわかっても、微妙な色味や肌触り、厚さは手に取ってみないとわかりません。
ですのでなるべく店頭で確認して購入できるのが望ましいです。
そこで久々に生地問屋さんに行ってみると…
小売りしているところが増えているんですね。
アパレル残反もありました!
どうしても布帛やドレス用が中心でニット生地は少ないのですが、
ちょこちょこ見に行けば欲しい生地に出会えそうな予感!
しかも反で置いているので欲しいだけ買えるのも助かります。
あらかじめ切って売っていると、余ったり足りなかったりロスが出ますからね。
また仕事の繁忙期が落ち着いたら何か作ってみたいと思います。
実は最近仕事を通じて知り合った方が、ご自分で洋服を作っているそうで
作ったりアレンジしたものをどんどん身に付けてらっしゃるんですよ。
独自性の高いデザインなのですが、個性的なその方によく似合っていて…
すごくご自分を表現しているなぁと感じます。
そういう方を見ていると、やっぱりものづくりって楽しいなぁと思うし、
何かしなければ!…と意欲が湧いてきますね。
そこでとりあえず身近なもので実用的なものを作ってみましたよ。
こちら…
なんてことないものですみません、針刺しです。
100円ショップで購入して使っていなかった爪楊枝入れをアレンジしましたよ。
刺す部分は生地の余り、中にはコーヒーの出し殻が詰まっています。
コーヒーの油分で針が錆びないと聞いた事があるので活用してみました。
ナチュラルでかわいらしいでしょ?
陶器でどっしりしているので、小さくても安定していて使いやすいです。
発信すれば必ず影響を受ける人がいるものです。
もので表現するものづくり、大変意義のある事だと再確認した出来事でした。