縁取りとしてレースを付ける方法は何種類かありますが、
表地と裏地の間にレースを挟むタイプ
中表に縫って裏返す付け方
↓こういうもの…の " 角 " の部分を綺麗な形に作る方法について書きたいと思います。
いやぁ、私自身失敗したんですよ^^;
上の画像は中表に合わせた生地の間にレースが挟まっている状態なのですが
こういう感じで角の部分を45°に折って余った部分も綺麗に折ってみたんです。
そうしたら…
こんな風になってしまいました!
ダメです、やり直しですな *o*
そもそも挟む部分よりレースの先の方が長さが長くなるはずなのに、
(陸上トラックの1コースより外のコースの方が距離が長いのと同じ)
先ほどの折り方では先が広く出来上がる訳がありませんよね…。
という事で、このようにしてみてください^o^
こちらの例は縫い代5ミリ、
縫い代を残して生地端から5ミリ手前まで縫います。
点々とミシンの針跡がありますが、これは先ほどの失敗でほどいた跡ですので無視してください〜。
レースが見えるように上の生地をめくって、角の部分、レースを45°になるよう引きます。
折るのではなく、引きます。
濃い色なのでわかりづらいですが、下の生地が三角形に見えていますね。
その三角形が綺麗に保ちつつ、次に縫っていく生地の直線にレースを沿わせます。
そうすると向こう側にレースが余ってぐじゃぐじゃに重なってくるので、
ミシンで縫ってしまわないようにピンセットや目打ちなどで少しずつ綺麗に押し込みます。
こんな感じで、45°の部分からは生地の端に沿わせます。
そして上の生地を元のように被せて縫い、裏返すと…
このように綺麗にできました!
45°に引くところで引っ張り過ぎてしまうと端の長さに余裕がなくなって裏返りますので、
引っ張らず自然に載せる感じで。
生地やレースの素材によっても力加減が変わってくるかと思いますので色々試してみてください^^
コメント
丁度どうしたものかと90°回転シミュレーションをしていた者です結果を知られてよかったと…レースの根元だけ見て判断してゆくのは簡単ではなさそうですが、斜め45度引きと三角形を意識して挑戦します!ありがとうございます✨
コメント有難うございます^^
縫製をしていると、頭の中で思い描いた形に仕上がらなくてもどかしく感じる事がたくさん有りますね。
角度や数値の計算など、案外数学的な部分もあり…奥が深いです。
今後もお役に立てる情報を提供できるよう頑張ります!