”就職したら、具体的にどんな仕事をするのか"
第二回目は、パソコン編です。
最近は服飾専門学校の時点でIllustratorとPhotoshopの勉強ができるそうで
とてもうらやましいです。しかもMacだったりね…
というか、小学生からパソコンの授業がある時代ですもんね。
私が学生のころはまだ安いものでもかなり高級でしたので
本職の方や、よほどパソコン好きな方しか持っていませんでした。
大手企業は外注でカタログなど制作していたようですが、
まだ企画書やマップを手描きしたり写真を切ってコラージュしたり
する企業も多かったです。
それはそれでセンスや器用さが必要ですし、今見ると味があって素敵ですけどね。
さて、本題に戻りましょう。
Illustrator、Photoshopは、言わずと知れたAdobeの描画・画像編集ソフトです。
これ以外にも広告やウェブデザイン、アニメーションなどが作れるソフトもありますが、
私たちが使用するのはほぼこの2つとAcrobatくらいだと思います。
他のソフトも楽しいので、また余裕があれば使ってみてください。
私も勉強中です。
使用するソフトも、おそらくもっといろんな能力を秘めていると思われますが、
仕事では一部の機能しか使っていません。
《 Illustrator 》
・先ず作る服のイラスト、襟や袖やetc...細かい部分のイラストを描きます
・企画書やマップには上記のイラストに色や柄をはめ込む作業が必要になります
写真を取り込んで貼り付けたり、文字を入れたりします。
・プリントの原画を作る事もある…かもです。
その場合、効果やフィルターやいろんな効果を駆使してイラストや文字を描く
必要があります。
しかし、これを専門にしている方もいらっしゃるので委託することが多いです。
・仕様書・企画書は、商品の品番やサイズ、素材、色などを書きまとめた
表形式の書類です。
Excelに画像をはめ込んでも作れますが、Illustratorで作るところが多い印象です。
《 Photoshop 》
・主にマップや展示会の案内やポスターなどの画像編集に使います。
・たとえば洋服を着たモデルさんの画像の彩度や色味などをきれいに修正したり
要らない背景を消したり…というような加工です。
・独特の雰囲気を出すためにクラッシュやノイズを入れたりなんかもでき、
センス次第で業者さんにまけない素敵な作品が出来上がったりも…
《 Acrobat 》
・データのやり取りをPDFで行うことも多いです。
画像を集めてPDFに変換したり、Illustratorで編集できたりと便利です。
《 Excel 》
・営業や取引先様と共有する書類はExcelで作成しています。
ですのでExcelも、更新できる日付や自動計算できる表を作成して画像をはめ込む
くらいのことはできるようにしておくと重宝します。
私が知る限りこのような感じです。
繰り返し行なうのですぐに慣れますけどね。
できる事が一つでもあると絶対重宝します。
ぜひ勉強してみてください。