デザイナーのしごと”相性”いろいろ

パターン作成中…

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努力でなんとかなる事もたくさんありますが、

なぜかうまくいかない場合…

相性というものが関係しているかもしれません。


例えば企業に勤めた場合、会社の意向に合わせなければいけませんし

付随する作業や打ち合わせなどの業務もこなさなければいけませんから、

そこが苦手だと続けることが困難になる場合もあるかと思います。

人間関係もありますしね。

もちろん苦手を克服する努力は必要ですが、頑張った結果改善できないなら

そういった大きな部分での相性は合わなくても仕方がないし

気にする必要はありません。

転職して別の環境に身を置いてみるのも勉強になります。

むしろ転職は若い時でないとなかなかできませんから、

後になれば良い経験であったと言えると思います。

企業で勤めるのがどうしても難しいと感じた方もいらっしゃるでしょう。

個人で制作活動を行なって起業もできる職種ですから、

自分に合う働き方を、じっくりしっかり探していきましょう。

全ての経験と感情があなたのデザインの武器になります。


さて、そういった大きな部分での相性に問題がない場合も

デザイン・ものづくりという分野内での相性があります。

ターゲット層であるとか、アイテム、素材感などの細かい部分で、

これは自分自身が身に付けるものの好みとは必ずしも合致しません。

私自身、しっかりした素材でモノトーン系のシンプルなデザイン、

シャープな形の洋服やものが好きなのに、

ナチュラルなやさしいデザインを得意としています。

好きなもの得意なものという相性を自身でわかっていないと、

行き詰まったり少し慣れてきた時に

したい事ができていないような満たされていない感覚に

襲われてしまうことがあります。

しかし何でも考え方次第で、このような場合

好みのものに関してはセレクトするのが得意だという事なんですね。

セレクトしたものをコーディネイトするのも得意なのでしょう。

デザインする時とは異なるセンスを使っていると思われます。

得意分野が複数あれば、同じ事を表現するにも

より深みを出すことができたりバリエーションを増やすことができます。

仕事となると環境やニーズに合わせることも大事なので

そこから少し脱線すると本質を見失ってしまいがちです。

しかしデザイナーという職種は、

人とは違うあなただけのセンスを活かせ、またそれを求められている仕事です。

自分の感性を様々な方向から磨いていきましょう。


みなさん、いま周りを見渡してみてください。

きっと様々なデザインに囲まれていることと思います。

デザインは私たちにポジティブな感情を与えてくれる素晴らしいもの。

そんな素晴らしいことに携わり人々を笑顔にすることができるなんて、

とても幸せですね。

デザインを通して世界中が笑顔になれますように。

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