ボートネックTシャツの襟ぐりの縫製いろいろ

マサルさん
マサルさん
フレンチカジュアルの象徴であり、おしゃれな印象で大人気のボートネックTシャツ!!
ぱっと見は同じでも色々な作り方が有るんですよ
アルパカ・ピンさん
アルパカ・ピンさん
ピンさんとマサルさん
ピンさんとマサルさん
簡単にできちゃいますので何種類か見てみましょう!

1、前:カバーステッチ 後ろ:三つ折り

私がよく作る方法です♪

先に前のカバーステッチをやっておいて、両肩を縫い合わせて、後ろを三つ折りして直線縫いします。

メリットとしては、前は平たいので重くならず、後ろは縫い目の裏側が見えないのですっきり綺麗に仕上がります。

デメリットは、三つ折りを均一幅に折れていないと後ろの襟ぐりの形が歪む可能性が有る事と、ボーダー生地の場合に柄の出方が歪み綺麗に見えない可能性が有りますね。

2、前:カバーステッチ 後ろ:グログランテープでステッチ2本

これも自分で作った商品の画像です(^^)

先に前のカバーステッチをやっておいて、後ろの端は念のためロックで始末してありますが、テープの中に隠れる幅を広く取れるならロックしなくても大丈夫だと思います。ロックすると少し厚みが出るので。

そして両肩を縫い合わせて、後ろを襟ぐり線で折ってグログランテープの上下1〜2mm位置で縫います。

上糸をテープと同じ赤色、下糸を身頃と同じ白色で縫いました。

上糸の身頃側への色の出方はこんな感じになります。

テープの端は、画像のように折っています。

メリットとしては、グログランテープは上下がほつれないので付けやすい、

そして様々な色や幅のものが有るのでお好みに合わせてアレンジできるところです。

デメリットとしては、色落ちして移染するものが有るかもしれないので購入する際に注意してください。

使用する前にも洗ってみてチェックされる事をおすすめします。

デメリット2つ目は、グログランテープをつけると後ろは伸びないので、頭が入るようにサイズ調整に注意してください。

3、前:カバーステッチ 後ろ:綾テープでステッチ1本

先ほどのものと似ているのですが、後ろ表側のステッチが1本になります。

先に前のカバーステッチをやっておいて、後ろの襟先にテープを縫い付けます(上のステッチ)。

両肩を縫い合わせます。テープの端も肩部分に縫い込まれます。

後ろを襟ぐり線で折って、テープの下から1〜2mm位置で身頃と縫い合わせます。

テープ幅によって位置が異なりますが、画像の場合はカバーステッチの上側のステッチの位置と合っているのですっきり綺麗に見えますね。

メリットとしては、綾テープは上下がほつれないので付けやすい、そしてナチュラル感が出る事。

デメリットとしては、やはり色付きのものの場合、色落ちして移染するものが有るかもしれないので注意してください。

こちらもデメリット2つ目は、後ろは伸びなくなるので頭が入るようにサイズ調整に注意してください。

4、前後とも共生地裏バインダー

こちら呼び方は色々あって、パイピングと言う方などもいますが

私は裏バインダーと呼んでいます。

身頃と同じ生地を、好みの幅に仕上がるように計算した幅で、テープ状に長く裁断します。

先ず右肩を縫い合わせて、襟ぐりとテープを中表に合わせて縫い(このステッチは外から見えない)、テープを身頃裏側にめくって上側のステッチを入れます(中に隠れる襟先とテープを縫う。身頃とは縫わない)。

襟先の形を整えて、テープの下側を折って身頃とテープを縫い合わせます。

テープごと左肩を縫い合わせます。

後ろ高に倒して、ステッチで留めます。

文字だけだとわかりづらいかと思いますが、やってみると案外簡単です(^^)

メリットとしては、とにかくすっきりした印象で上品なのと、カバーステッチのように裏側のステッチを引っ掛ける可能性がありません。

デメリットとしては、慣れるまでは構造を理解したり真っ直ぐな形に仕上げるのが難しく感じるかもしれません。

ただ、すぐに慣れるのでぜひチャレンジしてみてください(^^)

デメリット2つ目は、少し厚みが有るので重くなり、ゆったりした襟元だと多少垂れる可能性があります。


こうしなければならないという決まった作り方は無いので、好みに合わせて色々試してみてくださいね(^^)

色々やってみる事によって他にも応用できるので、できる事が何倍にも増えますよ!

ピンさんとマサルさん
ピンさんとマサルさん
どうぞ楽しいものづくりライフを〜♪
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